8月下旬から9月上旬にかけて、覚醒剤を使用した罪に問われている北海道苫小牧市の32歳の女の初公判が開かれ、女は起訴内容を否認しました。発覚のきっかけは、軽乗用車を運転中に電柱に衝突、生後まもない赤ちゃんに頭の骨を折る大けがをさせた事故でした。

 人気ブランドのロゴ入りのトップス、肩にかかるくらいの金色まじりの髪、眼鏡にマスクで法廷に姿を見せた苫小牧市の無職、大崎紬(つむぎ)被告32歳…8月下旬から9月4日にかけて、覚醒剤を使用した罪に問われています。

2018年6月30日に一度、覚醒剤取締法違反の罪が確定、検察は“再犯”と指摘

 検察は冒頭陳述で、大崎被告の覚醒剤取締法違反は“再犯”などと指摘しました。

<検察の冒頭陳述>

・苫小牧市で生まれ育つ
・中学卒業後、飲食店従業員や介護士の職歴
・離婚歴あり、長女、次女と暮らす
・逮捕時は無職で、生活保護を受給
・2018年6月30日に一度、覚醒剤取締法違反の罪が確定
・9月4日、交通事故を起こし、尿検査で覚醒剤反応
・寝室のテーブルで、微量の覚醒剤粉末が付着したビニール袋を発見