長野県の高森町をすご腕の若手料理人たちが訪れました。
シェフたちが目を付けたのは、特産の市田柿です。


「千枚漬けに結んで出すとかおしゃれだし、お店で即日使う分にはいいじゃないですか」

高森町を訪れたのは若手の料理人。

飲食店情報サイトの運営を行う「ぐるなび」の料理コンテストで優秀な成績を収めた4人です。

生産者を訪れて食材の活用方法を料理人ならではの視点で提案してもらおうというツアーで、初めて企画されました。

目を付けたのが南信州特産の「市田柿」の皮を使ったピューレです。


「皮と水あめ。これめっちゃおいしいですね。こういうのも使って何か作っていただければ。これうちのりんごバターに使えそうですね」

フレンチシェフ 玉水正人(たまみずまさと)さん:
「本当に食材も素晴らしいものを皆さん作られていますし自信も持っているが、それをどう生かすかが今の問題点だと思う」
「東京の周りのシェフにも伝えられるので本当にいいものは広めていきたい」

市田柿を加工・販売 天竜産業 原八州彦(はらやすひこ)社長:
「都会の人たちの考え方や素晴らしいシェフの意見をいただけたのは本当にうれしかった」

町では今後、出されたアイデアをもとに、食材の活用方法などを検討していくということです。