
購入できるのは16歳以上の女性で、16歳と17歳の未成年は保護者の同伴が必要です。販売価格は7000~9000円程度、県内では9000円で販売されます。
事前に薬局に連絡をした上で来店し、問診表やアンケート調査に応じるなどの同意を得て購入。薬剤師の前での服用が条件です。
処方箋なしの販売により、薬が手に入りやすくなるというメリットがある一方、慎重な取り扱いが求められます。
富山県薬剤師会・今村理佐専務理事:
「80~85%は避妊できるって言われていますけれども、中には避妊できない場合もあります。性暴力とか事件性がある場合、そういうときに薬局でそういう方を対応できるのかどうか。これは薬剤師だけではなくて医療関係者全部で支えていけるようになればいいなと思っている」
試験販売は、今年度末まで。厚生労働省は今回の調査の結果などを踏まえ、2024年度以降の販売について検討します。