11月25日から始まった犯罪被害者週間にあわせ、25日に東京で、全国大会が開かれました。
大阪の池田小学校で起きた児童の無差別殺傷事件で亡くなった女子児童の妹や、時速194キロで走行していた乗用車に衝突して死亡した男性の遺族らが、その経験を語った大会に、中学3年生の長男を事故で亡くし、運転していた男性の刑事責任を巡って裁判で争っている佐久市の女性も出席し、自らの思いを語りました。


佐久市在住の和田真理さん。

25日に、東京都内で開かれた犯罪被害者週間の全国大会に出席しました。


真理さんは2015年、佐久市で起きた交通事故で中学3年だった長男の樹生(みきお)さんを亡くしました。


裁判はいまも続いていて、9月に行われた控訴審判決では救護よりも前にコンビニに行っていたとされる被告に逆転無罪が言い渡され、検察が最高裁に上告しています。