パーカーさん:
「結構、使われるんですね “〇〇わ、〇〇わ”とか…人を非難する時に使う」
記者:(ゲームをするわ 寝るわ とか?)
パーカーさん:「そうそう」

鍛えぬいた日本語の語学力は教員採用試験にも生かされました

(試験問題を見ながら) パーカーさん:
「こういう問題も好きです。東彼杵町の地図で、この記号は何を表しているのか?
東彼杵って言ったらやっぱり“みかん”と“お茶”ですね、…と思って回答は『茶畑』と『果樹園』と思って」

“英語力”アップに期待

今年度の中学生の全国学力調査によりますと、長崎県は『英語』の正答率が、他の『国語』『数学』と比べて全国平均を大きく下回っていて、英語力に課題を抱えています。

県では英語教育の充実を図ろうと、去年から臨時的任用教員の募集を外国人にも広げていて、パーカーさんは現在、その枠で採用されています。

(授業以外で生徒とコミュニケーションするパーカーさん)

パーカーさん:「What are you doing now?」(何をしていますか?)
生徒:「I'm running…I'm running.」
パーカーさん:「I'm running?OK」

パーカーさん:「We have going to get toilet paper or a wiping the mirror?」
(トイレットペーパーを取りに行く?鏡を磨く?)
生徒:「Wiping the mirror.」
パーカーさん:「mirror」

保護者との電話でのやり取りは…

来年4月からは外部への対応など、周りの先生と同じ業務を担うことになります。
保護者との電話のやりとりも増えます。