クリスマス バブル期と比較 今後「好景気」実感できる?

バブルのクリスマスには「ティファニーの珍現象」というものがありまして…
当時、「高いプレゼント」「フランス料理」「高級ホテル」が三種の神器と言われていました。その一つ、「プレゼント」はティファニーのオープンハート。だいたい5万円ぐらいから、高いものだとダイヤが入って、100万円ぐらいするものもあるそうですが、クリスマス前には売り切れ。
ただ、男性は売り切れてもティファニーに行列を作っていました。なぜかというと「売り切れ証明書」というのが発行されていて「俺は行った!」「売ってなかったんだ!」となんとか言い訳に使っていた男性の方もたくさんいらっしゃったということです。

もう一つ「クリスマスの朝の珍事」。高級ホテルのロビーには、たくさんのカップルがいて、そしておそらくフランス料理を食べ、一晩過ごした翌朝には、みんな青いティファニーの袋を持っていた、というような時代がありました。
景気のいい時代が戻ってくるのか?

経済アナリストの森永康平さんは「大企業の賃上げが進んでいる今が転換期。賃上げが5年続けば中小企業にも波及し景気の上向きを実感できる」としています。