なぜ今、流行しているのでしょうか。国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は、「『プール熱は夏だけ』と思われがちだが、冬も存在する」「コロナ禍で子どもも大人も免疫を獲得できていないからでは」と話していました。

季節性インフルエンザとプール熱、2つの感染症に共通する対策は何なのでしょうか。

季節性インフルエンザは飛まつ、接触が感染経路で、対策としては手洗いやうがいがあげられ、アルコール消毒によってウイルスは死滅するそうです。▼プール熱は主に接触(飛まつ)が感染経路で、対策としては手洗いがあげられますが、アルコール消毒でウイルスが死滅しないということです。そのため、手洗いやうがいが有効だといえそうです。

また「手洗い」にも盲点があるようです。松本主任教授によりますと、タオルの共用は絶対にNGで、▼家族それぞれ個別のタオルを使用する、▼一度使ったら交換するのがおすすめだということです。

日比麻音子キャスター:
口周りを拭くのがあまり良くないということですか。

齋藤慎太郎キャスター:
両方です。

齋藤キャスター:
寒くなると家でゆっくり過ごしたい、外に出るのが億劫という方もいると思います。家庭では、▼何かに触れたら手洗いの徹底、▼可能ならマスクを着用、▼蛇口を使う際はペーパータオルなどで触れるという感染対策があります。

松本主任教授は、「寒くて乾燥しているとウイルスは感染力を維持しやすい」「冬季の感染拡大時は、『家族感染を防ぐ』ということが最重要」と話しています。

日比麻音子キャスター:
たくさんやることがあって、「ウッ」っと思いますが、そもそも感染しないようにすることが大事ですよね。どのように健康を維持していますか。

厚切りジェイソンさん:
ジョギングをしたり、必要な栄養を取ったりするつもりです。

ホラン千秋キャスター:
よく寝てよく食べて運動するという基本的なことが大事ですね。