製品の製造は、専門業者に委託。

ただ、修理の依頼には自社で直接対応しています。

修理担当の社員:
「火の粉で穴が開いてしまった、という方の修理です」
「あ、ありました。熱で溶けてしまって(生地が)パリパリになっているので、そこは(周りを)少し切断してパッチで挟む感じになると思います」

壊れたら買い替えるのではなく、気に入ったものを長く大切に使ってもらう。

自然を楽しむアウトドアだからこそ、環境負荷への意識も使命だと考えています。

コロナ禍を機に火が付いたキャンプブームですが、明るい状況が続いているわけではありません。


各メーカーがこぞって商品を追加・増産し、新規参入も相次いだ分、反動から供給過多になり、市場は縮小傾向に転じています。

しかしその中でも、ゼインアーツは堅実な物作りで成長を続けています。


ゼインアーツ 小杉敬社長:
「世界と見比べても決して負けないフィールドはあると思うので、この北アルプスのふもとから発信していく、世界に発信していくというのがこの地なら何かできるような気がする」

アウトドア業界の未来も、見据えながら。

自然を楽しむ人に寄り添う、ものづくりを続けていきます。