大火の中、清花園のように店舗が焼けずに残った店は比較的早く営業を再開できましたが、それでも建物のリフォームなどでおよそ5000万円ほどかかります。
一方で、全焼した店は、建物の解体費に加えて新たな店舗の建設費も加わります。

南本町商店街としても、早期復旧のためのがれき撤去費用などをクラウドファンディングで募っていますが、まだ十分な額は集まっていません。

喫茶店兼住宅が全焼した森山静江さん(75歳)は、店を再開するかどうかで迷っています。

【cooffee&pub スタッフ 店主・森山静江さん】
「先行きのこと考えると真っ白。ベト(土地)があってもお金がなければ成り立たないから…。私が店を続けてやっても、あと10年あるかないかの感じでしょう…」

復興に向けて立ちはだかるのは、再建資金と店主の高齢化。
被害を受けた5店舗のうち、2店舗が営業の再開を見通せない状況です。

どうしたら商店街を復活できるのか?