紅葉が見ごろになると、食べたくなるのが秋の味覚「銀杏(ぎんなん)」です。茶碗蒸しに入れたり、炒って酒のアテにするなど、様々な味わい方ができますが、その入手方法と言えば、スーパーで買うだけではなく、落ちているギンナンを拾って、持ち帰った経験がある人も多いのではないでしょうか。
そもそも、落ちているギンナンは勝手に持ち帰っても大丈夫なのでしょうか。「アディーレ法律事務所」の長井健一弁護士に話を聞いてみると思わぬ回答が。何の気なしにギンナンを持ち帰ってしまった場合でも、犯罪が成立する可能性があるといいます。
長井弁護士「公園や公道に落ちているギンナンを無断で持ち帰ってしまうと、遺失物等横領罪や窃盗罪に該当してしまう可能性があります。」
では、落ちているギンナンは誰のものなのでしょうか。