400台にも上る古いラジオを独学で修理し続けている男性が松本市にいます。
修理を始めたきっかけは、自らの病でした。
病気を克服したあとも修理に情熱を注ぐ男性の思いに迫りました。
自宅の庭で盆栽の世話にいそしむ一人の男性。
松本市の久保田長利(くぼた・ながとし)さん67歳です。
「普通のものって、たくさん花が咲いたり、たくさん実がなればいいと思うけど、盆栽の場合はそれじゃ駄目だから風情が出ないからね、減らすんよ」
盆栽だけでも十分、プロ並みの腕前のようですが…。
今回、紹介する話題は、これではありません。

久保田長利さん:
「私が集めて直したラジオ。ちょっと場所がなくてねこんなになっちゃったんだけど」
和室を埋めているのはすべて「ラジオ」
久保田長利さん:
「ちょっと置き場がなくて山積みになってます。」

本来なら、客間のはずの和室に所狭しと積み上げられた「ラジオ」。
かなりの年代物も見受けられます。