やがて息子の元へ...「頑張ってきたよねお母さん」と言えるようになった

そして市川さん自身も、生き続けることで一筋の光を見出していました。

(犯罪被害者遺族 市原千代子さん)
「事件に向き合うことが嫌で、嫌で。でも向き合わざるを得なかったから向き合ってきたつもりなんですけど、がんばった自分がやっと理解できた、認められたというか」

「私も亡くなって息子のところへ行ったときに、『頑張ってきたよねお母さん』って言えることが、約20年たってできるようになったと思っています」

市原さんだからこそ伝えることができる、メッセージ「命の授業」です。