京都の生麩をヒントにつくられた?
良原キャスター:
そのちくわぶですが、小麦粉と水を混ぜて茹でたものです。すいとんに近い。
ギザギザの形になった理由は、表面積を広くすることで、おでんの味をしみこみやすくさせるためだということです。

「ちくわぶの世界」という本の著者である丸山晶代さんによると、ちくわぶは漢字にすると、竹輪麩。なぜ関東を中心に広がっているのかというと、京都の生麩をヒントに、東京のこんにゃく店が、副業で製造したからと言われているそうです。
このちくわぶのポジションについて、この方はこんなふうに表現しています。

THE ALFEE 高見沢俊彦さん
「バンドで言えば、ヴォーカルでも、リードギターでもない、“おでん鍋のベースマン”、それがちくわぶ!」
派手ではないけれども、欠かせない存在だということです。
日比キャスター:
間違いないです。もう私にとって、おでんにおけるナンバーワンは、揺るぎないです。ちくわぶです! なぜかというと、腹持ちがいい。おでんって、あっさりしてるけど、ちくわぶは小麦粉、炭水化物で、エネルギーなります。食べごたえ抜群。柚子こしょうも、からしも合う、何もつけなくてもおいしい。皆さん、もったいないですよ!