沖縄に対する差別的な言動「沖縄ヘイト」にNOを突きつけ、あらゆるヘイトスピーチを解消するために、議論を深めるフォーラムが那覇市で開かれました。
今月10日に開かれたフォーラム「沖縄ヘイトにあらがう」は、琉球新報の創刊130年を記念して開催されたもので、5人の有識者が登壇しました。
このなかで、沖縄の基地問題などについて発信し続けてきた毎日放送のディレクター・斉加尚代さんが基調講演し「歴史を踏まえない姿勢こそが、沖縄ヘイトの拡散に加担する」と指摘しました。
辛淑玉さん
「残念ながら、ガザで起きていることは過去の沖縄の姿でした。でも未来の沖縄の姿になる可能性を秘めています」
また、在日コリアン3世で様々な差別と闘ってきた辛淑玉さんは、2016年に起きた大阪府警の機動隊員による土人発言に触れ「沖縄が犠牲になるのは“当たり前”という意識がある」と警鐘をならしました。
この日はヘイトスピーチの解消を目指す市民団体による「インターネット上などにはびこるヘイトスピーチを可視化した展示」も行われ、訪れた人たちはヘイトスピーチの現状についても学んでいました。
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