実は、射水市大島地域では、道路を挟んだ隣にも商業エリア「イータウン大島」があり、そこには競合となる食品スーパー、アルビス大島店があります。

これまで食料品の買い出しにアルビス大島店を利用していた人も大阪屋ショップ射水店ができたことで価格や品揃え、サービスによって来店先を考えることになりそうです。

北陸経済研究所・藤貴伸主任研究員は「このエリアは南北どちらからもアクセスしやすい場所にあり、周辺には新興住宅地も多いので集客を巡って価格競争が激化することは間違いない」と分析しています。

大阪屋ショップ店舗運営部・津村実さん:
「価格競争も大変なんですけど、価格競争をすれば喜ばれるのはお客様なんで、その辺は企業努力で頑張っていきたいと思っています」


大阪屋ショップ射水店から西に2キロほどのところに、大阪屋ショップアプリオ店があり、今回の「射水店」は、ひとつの地域の中に系列店を複数出して経営の優位性を高めるドミナント戦略として出店。競合店との価格競争は、今後セールを終えた後に本格化しそうです。