茨城 茗渓学園  28-0  清真学園

茨城で行われた茗渓学園と清真学園のライバル対決は、11大会連続出場中の茗渓学園が、強さを見せつけました。ハンドリングスキルの高さと独特のスペース感覚で、高校ラグビー界に旋風を巻き起こしてきた茗渓学園。持ち前のスキルに加えて、FW陣の力強さとディフェンスの固さが光りました。前半11分、高校日本代表候補HO川村航平選手が、モールで押し込んだ後のスペースをついて先制のトライ。20分にも、SH石黒春輝選手がトライ。前半で14点のリードを奪います。茗渓FWの圧力の前に、前半なかなかチャンスがこなかった清真学園も後半、開始早々に茗渓陣のゴールラインに迫ります。しかし、ここは、茗渓学園が固いディフェンスで得点を許しません。

逆に後半16分、茗渓らしい細かなパスワークから、ウイングの川崎仁聖選手がトライ、勝負の流れを決定づけます。茗渓学園は28対0で、ライバル清真学園を無得点に抑えて、12年連続29回目の茨城県大会優勝を決めました。