G7広島サミットの生ゴミが「堆肥」に変身!

6日、西広島駅前の広場・コイプレイスに運び込まれたのは、G7サミットの時に出た生ゴミから生まれた堆肥です。

pH値を計ってみると、ほぼ中性ながら、バッグによってばらつきがありました。

庭能花園 着能松太郎 代表
「たぶん中に入れている野菜くずとか皮の影響でpH値が若干変わってくるんだと思うんですけど、それっておもしろいなと思って」

― 個性的な土が作れる?
「そうですね」

堆肥は、プロの手で「ブルーベリー用」と「コーヒー用」の土に配合され、これから新しい命を育む土台となりました。

コンポストに入っているのは、すべて広島県内でできたものです。「安芸太田町の葦」、「三次市のもみ殻くん炭」、そしてこの砂利石のように見える 「瀬織(せおり)」と名付けられた「土壌改良材」です。

生原商店 生原誠之 代表
「空気中、水中、土の中にある微生物が、より集まってくるような、そういう資材なので、わかりやすく言えば『微生物のおうち』のようなものなんですよね。なのでこういうコンポストの中で混ぜると、微生物が環境を作ってくれる。サポート役としてすごく適した資材になっています」