先生と6年生とが協力し合い、全校児童557人分の作品を体育館に飾ります。
傷つかないように注意しながら、展示作業にはおよそ1時間かかりました。

6年生のテーマは「思い出の場所」です。

「片頭痛持ちで保健室に行くことが多くて…。その時に保健室の先生にお世話になったので、保健室が一番の思い出かなと思って描きました」

先生たちが一生懸命飾っていたけど、どうですか?
「すごいですね、優しいなあって。すごいなあって」

6年生が帰った後、先生は…
「清掃関係にマルが付いてないんですが、全体見られていかがでしょうか?」
「清掃関係は各学年で見ていただいてたので大丈夫であれば大丈夫だと思います」
学校の清掃状況や当日の流れを最終確認していました。

展覧会などの行事は、子どもたちが自身の成長を感じる大切な場だと神田先生は考えています。

【神田章教務主任】
「“大変さ”も勿論あるけれど、いろいろ対話を重ねていくことでどんどん子どもたちの願いを表現できるようにするのが我々教職の醍醐味や使命だなって思っているんですけど」

授業に加えて行事の準備など、多岐にわたる教員の仕事…。
今、この教員の「働き方について見直そう」とされています。