直進して衝突も選択肢に
近藤さん
「そのまままっすぐ進んでしまうことも、動物が小さかったら自身の安全を守るためにはいいのではないかと思います」

ブレーキが間に合わない場合、動物を避けるために慣れない急ハンドルを切るよりも、直進して動物と衝突する方がリスクは少ない場合が多いそうです。動物さんたち、本当にごめんなさい…。とっさの状況で判断するのは難しいとは思いますが、頭の片隅に入れておくと役に立つかもしれませんね。
スピード落とし早めの点灯を

また、事故に遭わないためには基本的なことですが、やはり、スピードを出しすぎないことと、もうひとつはこちらです。歩行者にも有効ですが、夜間や夕暮れ時は早めのライト点灯や、ハイビームの利用を心がけましょう。光が当たると動物の目は光ります。時速60キロで走行している場合、ブレーキを踏んで止まるまでに40メートルは進んでしまうため、ハイビームを使い動物の存在に早く気が付くことも大切です。