酒を飲む機会が増える年末年始の事件事故を防ごうと12日、山口県岩国市の繁華街や基地の近くで日本とアメリカ軍が合同でパトロールを行い防犯を呼びかけました。

岩国市の福田良彦市長やアメリカ軍岩国基地のケネス・ロスマン司令官が、地元の住民らと一緒に飲食店などを回りました。

日米合同のパトロールは空母艦載機の移転前の2009年に、繁華街でのトラブルを防ごうと始まりました。アメリカ軍では新しく赴任した隊員が事件を起こさないよう、基地の外での行動について説明しているということです。

福田良彦岩国市長
「同じ地域に住む者どうし、地域の安心安全は自分たちで守っていくんだという、そういった地道な活動でありますけどこういったことをしっかりやっていくことが大切だなと思っております」

市内では2024年11月から2025年2月にかけて飲酒した米軍関係者による事件が相次ぎ、週末を中心に制服を着用した上官らが夜の繁華街の見回りを続けています。