2022年6月現在、大阪府内の新型コロナウイルスの宿泊療養施設の中には、陽性者が1人も宿泊していない施設があります。それでも次の波に向けて多くの税金が費やされています。取材班は今回、費用の詳細を入手。あまり使われていないのにもったいないという意見もあれば、感染拡大に備えるためにはしかたないという意見もあるこの費用について、大阪府の新型コロナウイルス対策のキーパーソンである大阪府健康医療部の藤井睦子部長に直接話を聞きました。

 大阪府内にある宿泊療養施設の様子。

 (館内アナウンス)
 「昼食の準備が完了いたしました。昼食は1階にございますので、30分以内にお取りください」
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 アナウンスを受けて特設コーナーを訪れると、療養者用に用意された色とりどりのお弁当が置かれていました。
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 さらに、体調が悪くなった時にはタブレット越しに医師のオンライン診療を受けられるなど、療養者が不安なく過ごせるよう設備が整えられています。

夜なのに部屋の灯りがついていない…宿泊療養施設の今

 しかし6月22日、別の宿泊療養施設では…。

 (大吉洋平アナウンサーリポート)
 「大阪市内にある宿泊療養施設の前に来ています。今、午後9時過ぎなのですが、部屋の灯りが1つもついていません」

 人の気配がまるで感じられない宿泊療養施設。大阪府内には同じように感染者が誰も入っていない宿泊療養施設がいくつもありました。6月23日は22の施設が空き部屋状態だったといいます。