企画したのは町職員

新潟県との県境にある、人口およそ5600人の西会津町。飯豊山をのぞめる自然豊かな町です。雨の中、稲刈りを終えた田んぼにテントを張って、あるものを組み立てます。

青津京介さん「使っていない『こたつ』を色々な人の家から集めて準備をしてきました。稲作をやっている人に声をかけて、田んぼを貸してくださいと言いました。快く貸してくれました。」

広大な田んぼの真ん中に置かれたのは、どの家にもあるこたつ。

企画したのは、町の職員・青津京介さんです。業務とは別にプライベートで4年前から構想を練り、去年初めてこの取り組みを行いました。

青津さん「(田んぼは)祭りが生まれたり、鎮守様が生まれたり、そういう文化の中にあるので、田んぼを生かしつつ、こたつっていう家族が集まるようなメタファーに人が集まることを組み合わせてできたのはよかった」