花火業者が片付け作業 90袋を超える土のうが回収される
そして、この取材の翌日…
(記者リポート)「午前10時すぎです。ゴミを放置した業者が岩と岩の隙間に挟まったゴミを片づけに来ました」
花火業者は岩と岩の隙間に捨てたゴミの片付け作業を行いました。一つ一つ、岩の隙間から土のうを取り出していきますが、かなりの数が出てきます。憤マン主の田中さんもその様子を見守ります。
回収された土のうの数は全部で90袋を超えました。これだけ大量の土のうが岩の間に捨てられていたことになります。
片付けに立ち会ったこの場所を管理する大阪港湾局の担当者は次のように話しました。
(大阪港湾局 泉州港湾・海岸部 木ノ元善繁管理担当係長)「最終、撤去する時にこういうことが起きたということは、大阪港湾局としても大変遺憾には思っております。こちらとしても心苦しいところもございますので、みなさんルールを守って最後までやっていただきたいなと思っております」
花火大会から約2か月、ようやく岩場に捨てられた土のうがなくなりました。
(花火業者)「見ていただければわかる通り、これだけの数が隠れていたので、非常に悪質であったなと。こういった事態一つで楽しかった花火大会の記憶も台無しにするようなことだと思います。そのことに関しては非常に気分を害するようなことをしてしまって大変申し訳ないと思っております。おわびさせていただきたい」
ようやくきれいになったビーチに田中さんは…
(田中正視さん)「ほったらかしでもええわというわけではない。きちっと見守っていきたいと思います。きょうのこともどこかでウミガメくんも喜んでいるかもしれません。来てほしいですね」
多くの人を魅了する花火。大会を続けていくためにも自然や環境を大切にするあるべき姿勢が求められています。
(2023年10月23日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『憤マン!』より)