今年8月に大阪府泉南市で開催された花火大会「泉州夢花火」。きれいな花火が夜空を彩り、多くの人を魅了しました。しかしその翌日、花火大会側の“目を疑う行動”に市民らは愕然。なんと、花火大会で使われた『大量の土のう』をビーチの岩場に捨てていったのです。
『普通持って帰るやろ!』岩場に捨てられた“大量の土のう”
夜空に打ちあがる大輪の華。今年8月26日に開催された「泉州夢花火」。この花火大会のウリは「ドローン」を使っての演出です。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となりましたが、泉南市のビーチを舞台に1万人以上が訪れ、花火やドローンショーを楽しみました。
しかし、このビーチを舞台にした花火大会をめぐって怒っている人がいます。怒りの声をあげるのは、近くに住む田中正視さん(73)です。
(田中正視さん)「この海岸でゴミ拾いをもう30年近くやっているけど、こんなゴミの投棄の仕方は初めて見たわ。普通持って帰るやろ、持ってきたものは。こんなところ(岩場)に突っ込まれたらたまりませんわ。とにかくダメ。やったらあかん、こんなもん」