「テーマパークではなく生活の場という気持ちでお越しいただけたら」

 こうした声を受けて、地元の観光協会は「伊根の舟屋は観光地ではありません」という強い言葉で、マナーを守ってもらえるよう呼びかけています。

 (伊根町観光協会 橋本和枝さん)「トータル的に考えると、ここはいわゆるテーマパークではないということなんですよね。こちらは生活の場で、そういう気持ちを持ってお越しいただけたらありがたいです」

 穏やかな暮らしと観光は両立できるのか。海辺の町はいま、大きな課題に直面しています。