カメラが趣味の常連客『胴上げの瞬間を撮れたのが一番うれしかった』

 そして試合終了から30分、店には次々と客が訪れます。甲子園で観戦していた人がやってきたのです。その中には武山さんの奥さんの姿もありました。

 (武山貴美子さん)「最高!優勝やね。日本シリーズ行きます。きょう勝ったら行けると思っていたのでよかったです」
16.jpg
 店は喜びを分かち合うファンたちで再び賑やかに。すると、大きなカメラを手にする男性が入ってきました。

 (男性)「(Q新聞社の人ですか?)いや、素人です」
 (賢平さん)「うちのカメラマン」
 (男性)「趣味で」

 甲子園球場に年間40試合ほど訪れて写真を撮影しているという男性。大きな望遠レンズでセ・リーグ優勝の瞬間も収めました。
17.jpg
 「(Q1試合で何枚撮る?)多い時は2000枚くらいですかね。やっぱり一番うれしいのは胴上げの写真を撮れたのがめちゃくちゃうれしかったです。胴上げの瞬間は一瞬しかないので、撮れるかなと思いながら。あれはうれしかったですね」