また、近くの荒川河川敷では土砂災害現場が発生し、家屋が倒壊したとの想定で、こうした現場から取り残された住民の救出・救助を行う訓練も実施されました。

ドローンを使用した訓練

倒壊した家屋や土砂に埋まった車の上空にドローンを飛ばして人の熱を察知し、取り残されている人がいるかを判断します。さらに救助犬をつかって詳細な場所を探し当てるなど消防や自衛隊の連携についても確認されました。

15日は新潟県の花角知事も訓練の現場を訪れ、「防災DX実証実験」や住民らが行う避難所でのテント設営などを視察しました。

視察に訪れた新潟県の花角知事

新潟県 花角知事
「関川村は昨年、大きな災害が発生した地域で、地域の防災意識を高める努力をしていかなければならない。自らの命は自らで守るには地域の皆さん協力しあってお互いを助ける自助、共助の意識をしっかりもち地域の防災力を高めてもらいたい」

訓練に参加した人たちは連携の必要性や、いつ起きるかわからない災害への備えなどについて改めて意識を高めていました。