ガザにとってハマスの戦闘員は『ヒーロー的存在?』


ーー若い人がハマスの戦闘員になるというのはあるわけなんですよね?

「そうですね。やはりヒーロー的な存在でもあります。事実上、子どもたちにとって」

ーーガザの民間人にとってハマスの戦闘員はヒーローのように映っている?

「特にパレスチナ自治政府が、なかなか無策でイスラエルと和平交渉をうまく進められない。汚職という問題もありますし、政治に対して信頼が持てないという状況になっています」

ーーハマスがやっていることはテロなのか民族独立の運動なのか、一体どっちなのでしょうか?

「ハマスは見方によって全く違うわけですよね。ユダヤ人の人にとってはまさしくテロ組織ですし、パレスチナ人にとっては民族抵抗の集団という唯一頼れる存在という位置づけになっています」

ーー日本人にとってはどう見ればいいのでしょうか?

「ジャーナリストとしては言いにくいんですが、客観的に見たときに、どっち側に立つかっていうことですよね。例えば今回起きた原因はやはり相当イスラエルが軍事的な圧力をかけ続けた結果、ハマスにエネルギーが蓄積して爆発的に起きてしまったと私は思っていますので、民族抵抗運動集団という要素は語らう必要は絶対にあると思います」

ーー今回起きたことは、ハマスの戦闘員がイスラエルで虐殺をして、これは絶対許されないことであって国際社会も強く批判していますから、そこはやはり絶対忘れてはいけないところかなと思うのですが?

「ハマスが今までの行動様式から逸脱して、女性や子どもも含めて手をかけていますので、国際社会の理解を得られない」