10月7日のハマスによる攻撃で始まった軍事衝突。イスラエルはハマスが実行支配するパレスチナ自治区ガザへの激しい報復攻撃を続けていて、ガザ地区での死者は1500人に上っています(10月13日時点)。一方、イスラエル側はハマスによる攻撃でこれまでに少なくとも1200人が亡くなっています(10月13日時点)。

 緊張感が高まる情勢めぐり、中東ジャーナリストの池滝和秀さんは「イスラエル側の被害規模から考えて、今回何らかの行動に出ないと世論が収まらない」として、今後のイスラエルによる地上侵攻は「避けられない」「相当なダメージを与えるのでは」という見方を示しています。

今回の軍事衝突…エジプトが介入の可能性は?

ーー「パレスチナ自治区」はヨルダン川西岸とガザ地区と呼ばれるエリアで、ガザ地区はハマスが実効支配している場所です。イスラエルを攻撃したということで、イスラエルはそれを受けてハマスを地上から消し去るとしています。一方のハマスですが、イスラエルに対しては、空爆を続ければ、人質を殺害すると表明しています。ハマスはかなりの人数の人質を取っているということですよね?

(中東ジャーナリスト・池滝和秀さん)
「そうですね、150人近い人質がいるというふうに聞いています」

ーー今までのパレスチナとイスラエルの問題はエジプトあたりが停戦に介入していたことがありましたが、今回も期待はできるのでしょうか?

「そうですね、流れ的にはそうなると思います。しかし、イスラエルがこれだけ被害を受けたということで、ハマスのテロ能力を削ぐなどイスラエルも納得できるある程度の成果が求められると思います」