あの時もしライフジャケットを着ていたら…
提案したのは、町の元職員・高橋一清さん(63)です。
南三陸町の元職員 高橋一清さん:
「思い返す中で、あの時もしライフジャケットを着ていたら、結果はどう変わったのだろうなとずーっと考えていたんですね。そんな折、たまたま知り合いだった、ガーディアン72の社長さんにこういう思いがあるんだとお話ししたのが(プロジェクトの)きっかけですね」

高橋さんには震災当時の忘れられない記憶があります。あの日、高橋さんは、地震のすぐ後、防災対策庁舎に駆け付けました。

南三陸町の元職員 高橋一清さん:
「経験のないような大きな地震がドーンときて、これは津波が来るなって直感的にそんな気がして、とにかくただ事ではないと、防災対策庁舎にすぐ駆け上がったんですよね」














