3月3日(火)の夜に、満月が地球の陰に隠れて赤黒くなる皆既月食が全国で見られます。国内で皆既月食が見られるのは2025年9月8日以来半年ぶりです。仙台市天文台では、今回の月食を非常に見やすい好条件の天体ショーだとおすすめしています。
仙台市天文台 企画・交流係 迫千紘(さこ・ちひろ)さん
「3月3日に起こる皆既月食で、おすすめポイントが3拍子揃っています。まず1つ目が、見やすい時間帯に起こる、そして2つ目が見やすい高さで起こる、そして3つ目が皆既の時間がそこそこ長いということで、3拍子そろった月食と言えます」
①見やすい時間帯
前回=2025年9月8日の皆既月食は未明の午前1時台~午前4時台という時間に起こりましたが、今回の皆既月食は欠け始めが午後7時前で欠け終わりが午後10時過ぎという観察しやすい時間帯です。お子さんもあまり夜更かしせずに楽しむことができそうですよ。
②高すぎず低すぎず、全過程を楽しめる
仙台での月の高度は、欠け始めは16度ほどとやや低いですが、皆既の時間帯は30度から40度ほどと、首が痛くなるほど高くはなく、ちょうど見やすい高さとなります。西の方ほど月食前半の月の高度が低くなるため、欠け始めから見たいという人は東の空に建物などがなく開けた場所を探しておきましょう。
③皆既の時間がそこそこ長い
皆既月食は、月が地球の影の中心を通過するか端の方を通過するかによって、皆既の状態の長さが変わります。2021年5月26日にあった皆既月食は、皆既の時間が19分しかありませんでしたが、今回は59分ありますのでじっくりと楽しむことができそうです。














