10日、タレントのデヴィ夫人が自身のX(旧ツイッター)を更新し、ジャニーズ性加害問題について故ジャニー喜多川氏を擁護した自身の発言を撤回し謝罪すると明らかにしました。

デヴィ夫人はXで「過日 私はジャニー喜多川氏について庇護する発言をXに表明致しましたが、様々な報道で私の全く知らない喜多川氏の愚行を知り、驚きと共におぞましく感じました。」と告白。「以前の発言を撤回させていただくと共に、私の発言により傷ついた方、怒りを覚えた方に心より申し訳なく思います。」と謝罪しました。
デヴィ夫人は7月18日にXへ複数回投稿し、故ジャニー喜多川氏の性加害問題に言及。当問題に応じて国連人権理事会の訪日が発表された際には「日本の、一芸能事務所の問題を国際機関が調査に来るというこの事態、全く腑に落ちない。」と断じました。

続く投稿では「非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。」と故ジャニー喜多川氏を称揚し、さらに「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない。」と、故ジャニー喜多川氏を擁護しながら、告発する被害者を批判する文章をも投稿していました。

さらに、情報番組で性加害問題に言及した東山紀之氏に対しては「(故ジャニー喜多川氏に)恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる。」とし、被害者に対しては「被害を訴えている人々は国連まで巻き込んで、日本国の日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか。あまりにも嘆かわしく、恥ずかしい。」という強い言葉で非難を繰り返していました。

【担当:芸能情報ステーション】