カメムシの大量発生と大雪には、直接的な関係性はないとのこと。
では、一体なぜこのようなうわさが全国に広まっているのでしょうか?

弘前大学 管原亮平 助教
「カメムシは成虫で越冬します。雪国では冬になると、このカメムシが人の家の中に侵入して来て群れるというようなことが、特に人家に隙間が多い昔はよくあったと聞いています。したがって、冬のイメージとカメムシのイメージが結びついて、このような話になったのかなと推測します」
気象庁によりますと、今シーズンの冬の降雪量は、冬型の気圧配置が弱く、東日本・西日本の日本海側では、雪の量は少ない見込みとのことです。
やはりカメムシと大雪の関連性は低いのかもしれません。