また、鳥取県・島根県でも、カメムシ類の発生量が多いとして2023年8月に注意報が発表されるなど、今年は多い傾向にあるようです。

このカメムシの大量発生で、SNSでは、こんなうわさが。

「カメムシが多いと冬、大雪になるから今冬も心配」
「今年の冬は寒そうだな。カメムシ大量発生だし大雪降るのかな」

「カメムシが多い年、冬は大雪になる」という説です。

カメムシの大量発生と大雪は関係しているのか、カメムシの生態などに詳しい専門家に真相を聞いてみました。

弘前大学 管原亮平 助教
「それを直接的に示すような証拠というのはないと思います。カメムシが大発生するのが先なわけですから、カメムシがその年に降る雪の量を予知しているということになりますが、昆虫がその年に降る雪の量を予知するというのはかなり難しいと思います」