こだわりは「リアルな生活感」です。

Q.何描いている?
平井康博さん:
「破けちゃったこういうのって昔あったでしょ? 破けた障子を直すやつ。わざと点々とつけて、こうやると現実味があるというか人間住んでいるんだなという感じ」
最近作っているのは、20分の1ほどのサイズの部屋。

子どものころの記憶を思い出しながら当時の暮らしを形にしています。
今でも新しい作品が出来上がる度に施設の利用者に見せていて、その反応が作品づくりの原動力になっていると話します。
平井康博さん:
「『今何作っているの?』とか聞かれることもある。『ああ~いいね、これ』と言われた方がよっぽどうれしい。少しずつでもやっていければいいかなと」