公園事務所が大規模調査…約90本のくぎなどが見つかる

しかし、なぜこうしたくぎが大量に見つかるのか。大阪市などによりますと、銅座公園ができたのは今から50年ほど前。金属片などは公園の下の造成土に混じっていた可能性があるものの、くぎが刺さっていた原因は分かっていないということです。
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「早くくぎを撤去してほしい」。公園愛護会や幼稚園から市に再三要望し続けた結果、9月26日、公園事務所が大規模な調査に乗り出しました。
金属探知機で調べると…やはり、くぎが見つかりました。さらに、市は小さいショベルカーを投入。作業のスピードアップを図ります。地面を掘ると、ここにもくぎが埋まっていました。
ほかにも、鉄筋とみられる金属製の棒に、テントをとめるためのペグなど、さまざまなものが見つかりました。
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調査にかかった時間は約7時間半。この日だけで新たにくぎなどが約90本見つかり、これまでと合わせると160本ほどくぎが見つかったことになります。
(大阪市の職員)「金属探知機に反応したものを全部回収したって感じですね。何かある前に取れてよかったと思います」
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危険なくぎなどがなくなり、公園愛護会の為數さんも一安心です。
(銅座公園愛護会 為數健司さん)「(地域)みんなで協力しあって公園事務所にも働きかけながらうまくやったおかげで、地域のためにきれいになったので、そういう意味では活動として良かったかなと思っています」
一方で、公園を利用する親子連れからはこんな意見も…
(6歳の子どもの母親)「全部(の公園の調査を)やってほしいですね。どこに行くかわからないし、ここ(銅座公園)ばっかり使っているわけではないので」
(5歳・2歳の子どもの母親)「ひととおり点検していただいて、同じような作業を繰り返していただけたらいいなと思います」














