■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間7日、大会14日目)

バドミントン各種目の決勝が行われ、混合ダブルスの世界ランク2位・渡辺勇大(26、BIPROGY)/東野有紗(27、BIPROGY)が同ランク1位、中国の鄭思緯(26)/黄雅瓊(29)に0-2で敗れ、日本初の銀メダルを獲得した。

混合ダブルスで日本初の決勝に進んだ渡辺/東野は第1ゲーム。立ち上がりに6連続得点を中国ペアに許し、追いかける展開となった。流れを引き寄せたい2人は東野がサーブで相手を崩し、5連続得点と食らいつく。しかし、ふり切られ15-21で先制される。

第2ゲームは5-2と渡辺/東野がリードするも、すぐに追いつかれ10-11でインターバルを迎える。男子選手のショットに東野がしっかり対応し、力負けしないなど世界トップ同士の争いを見せる。しかし、ライン際を狙ったショットがアウトになるなど、徐々に点差を広げられる。中国ペアに主導権を握られた渡辺/東野は14-21で敗れ、銀メダルを獲得。鄭/黄が大会連覇を達成した。