“赤ちゃんポスト”支援 なぜ必要?
小川彩佳キャスター:
本当に貴重な言葉を聞かせてくださったな、というふうに感じます。
プチ鹿島さん:
ご本人がそうやって語って、「これからも発信したい」と言うのを見ると、やはり赤ちゃんポストは必要なシステムなのかな、と思いますけどね。
NEWS DIG 久保田智子 編集長:
改めて「赤ちゃんポスト」がなぜ必要とされているのか。背景にこんなデータもあるんですね。

これまで虐待で死亡した子どもの年齢は、0歳児が48.4%を占めています。なかでも0歳0ヶ月、つまり生後30日以内に命を落としている子どもがとても多いんですね。

その赤ちゃんが出産された場所の内訳を見みると、▼自宅が64.6%。公的支援の一つである▼医療機関は9.7%と1割にも満たない。つまり、支援に繋がることができずに孤立出産をして、その先に虐待死があるケースが多いことがわかっているんです。
普通ならば「病院に行こう」と思いますが、それでも孤立出産を選ぶ女性の心境はどのようなものだと感じますか。
小川キャスター:
信じられないというか、想像がなかなか至らない部分があります。妊娠している期間は長いですし、わたしも1日5回ぐらい吐いてしまったり、結構つわりが辛かったんですが、精神的に肉体的にもつらい時期もありますし、体もどんどん変化していく心も変化していく。
どうしても家族だったり医療機関のサポートがあって、何とか出産までたどり着いて、という妊娠期間を考えると、自宅などで孤立出産というのは、どれだけ追い詰められていたんだろう、どれだけ助けを求められなかったんだろう、という。本当に信じられない思いです。

慶応大学医学部 宮田裕章 教授:
出産前から支援が必要とされる「特定妊婦」と呼ばれる方は年々増えてるんです。そういったことを踏まえると、受け皿も必要ですが、重要なのはその受け皿だけがあっても状況が良くなっていかない、ということ。お母さんたちへのサポートや、その子どもたちの未来、この両面を考えていく必要があるのかなと思います。














