どうしようと悩む親を見て…子どもは「お母さんを困らせたくないと我慢する」

生育過程の子どもにとって体験も重要です。しかし遊園地も値上がりして、計画を立てようとした時点で「もう無理だ」と諦めてしまったそうです。また常に、「自分が病気になっても休めない」という不安を抱え続けています。藤原さんを物質的にも精神的にも支えているのは、食糧支援や子ども食堂、子どもの体験イベントなど、民間のひとり親援助です。
キッズドアの渡辺由美子理事長は支援を通して、「お金は、本当に無い時は無い、本当に買えない」家庭を見てきました。実際この夏の食糧支援アンケートでは「子どもに栄養バランスの良い食事を与えられない」という回答が88%、「子どもに十分な食事を与えられない」という回答も60%ありました。キッズドアでは、この冬も間違いなく物価高騰は続き、クリスマスやお正月など楽しいはずのイベントがむしろ困窮家庭には辛く厳しいものになるであろうと予測して、冬の食糧支援の準備も進めています。
渡辺理事長は「お母さんは、子どもに食べさせるものがなくてどうしようと思っていると、子どもはお母さんを困らせたくないと我慢をします。子どもが必要な栄養が取れていないという状況は最優先で取り組む課題ではないでしょうか」と訴えます。政府はこの課題についてどう捉えているのでしょうか。














