支援家庭の暮らしは「100円上がって、もう手が出ない」
食糧支援を受けた家庭はどんな暮らしぶりなのでしょうか?地方都市在住の藤原美子さん(仮名)は、8歳の娘と二人暮らしで、月々の手取りは18万円ほどです。一か月の食費予算は25000円で、一日当たり800円ちょっとの計算になります。物価高騰は確実に家計を圧迫していて、藤原さんは毎回食費を記録していますが「以前買えていた値段より100円上がっていたりして、もう手が出なくなったものも多い」とため息をつきます。
献立も値下げ品などを選んでやりくりしていて、栄養バランスも心配です。もともと肉はあまり買っていませんでしたが、魚も高くなり、納豆や豆腐、卵などでおかずを作っています。子どもの食事量は死守していますが、お母さんは仕事の疲れなどもあって晩御飯をヨーグルトだけで済ませることもあるそうです。ヨーグルトも値段が上がっているので、最近は子どもに食べさせるために我慢することも増えたといいます。
電気代の値上がりも響いています。これまでも節約して、冷暖房を使わない時期は月1500円くらいに抑えていましたが、この夏は2000円をはるかに超えました。とはいえエアコンをなるべく使わないよう休みの日は、午前中は暑さを我慢し、日中は出かけて時間をつぶして節約した結果です。しかし、それではゆっくり休むことができず、日々の仕事疲れを取ることができませんでした。冬の暖房費は夏より負担が大きいため、毎年子どもの部屋だけ暖めて、お母さんはカイロで寒さをしのいでいます。政府の電気代補助は12月分まで延長されましたが、年明けの厳しい寒さが今から心配です。














