症状は「のどの痛み」「発熱」「目の充血」特効薬なく対症療法


ーープール熱はアデノウイルスによる感染症で、新型コロナウイルスと同じ5類の感染症に分類されています。プールでの接触やタオルの共用で感染することがあるので『プール熱』と呼ばれているということです。症状は目の充血、喉の痛み、発熱は5日程度長引くこともあるということです。発熱5日は長いなと感じますよね?

「普通、風邪は2、3日ですよね。やっぱりそれは長めであるというのは間違いないです」

ーー特効薬はないので解熱剤、点眼などの対症療法が取られるということです。そして大人も感染するということで、飛沫感染、接触感染、家族間の感染に注意が必要です。対策としては、感染した人のタオルや食器を分ける、感染した人は最後にお風呂に入る、そして消毒には塩素系を使うということですね。

「今増えていると言われている1つは、タオルの共用というのはよく言われるんですよね。コロナ対策の中でいろんな公共機関、学校などで紙タオルが置いてあったのが、5類になって撤去されるなどして、共用タオルがあるとこれをみんなで使っちゃうので、やっぱり1人1つ別々ということが大事ですね」