回転寿司の回転レーンは必要か不要か。今そんな議論が起きているといいます。こうしたなか、回転寿司チェーンの「スシロー」が新たな戦略に乗り出しました。きっかけとなったのは、迷惑動画でした。

“商品が回らない”回転寿司

加藤シルビアキャスター:
「スシロー」の新しい注文システム、その名も「デジロー」です。
回転レーンを模した大型タッチパネルで、大阪・東京・名古屋の店舗で実施されます。

その背景には…
お客さんの9割以上がタッチパネルで注文しているということ。

そして2023年2月からは、迷惑行為の影響で、注文以外の寿司を回していないという現状がありました。

スシロー担当者
「回っている寿司を楽しむ回転寿司のアイデンティティをどう残すか議論しました」

その中で生まれたシステムです。

井上貴博キャスター:
むしろお子さんは、こちらの方がテンション上がるんじゃないですか。

加藤キャスター:
「触りたい、触りたい」という、特に小さい子が多いので、ゲームがあるのも発想としては嬉しいと思います。

ホラン千秋キャスター:
迷惑行為をきっかけに導入しなくてはならないとなると、お金はかかると思うんですけど、寿司をリアルに回していた時よりも、例えばロスが少なくなるなど、経営に意外と良いのか気になります。

井上キャスター:
肌感覚では回ってるものを取る人もいれば、注文する方も多くいるので、回っていたものの廃棄がなくなるのは良いのではないかなと思います。