■アジア大会 4日目(27 日・中国 杭州アクアティクスセンター)
競泳・混合4×100mメドレーリレーの決勝が行われ、日本が3分44秒64で銀メダルを獲得。日本は前回大会(2018年ジャカルタ)に続き、2大会連続の銀メダルとなった。金メダルは3分37秒73でアジア記録を更新した中国。
予選を全体2位で通過していた日本は、第1泳者・入江陵介(33、イトマン東進)、第2泳者・日本雄也(26、株式会社アクアティック/近大クラブ)、第3泳者・相馬あい(26、ミキハウス)、第4泳者・池本凪沙(21、イトマン東京/中央大学)の布陣で挑んだ。
日本は5レーン。1泳・入江は4レーンの中国・徐 嘉余に続く2位で、2泳・日本へ。中国から体1つ分遅れをとると、3泳・相馬もその距離を縮めることが出来ず差が開いた。3レーン韓国との2位争いとなったが、アンカー池本が粘りの泳ぎで韓国の猛追から逃げ切った。
レース後、競泳陣最年長の入江は「チーム全体として銀メダルで喜んじゃいけないと正直思ってるんですけど、銀メダルを4人で勝ち取れてよかったかなと思ってます」と語った。
日本は「昨日の悔しさを今日ぶつけられたのですごいいいのかなと思います」。池本は「韓国が最後男子選手だったので、追いつかれることはわかっていたんですけど、しっかりと前の3人の先輩方に恥をかかせられないと思ってしっかりと全力で泳ぎ切りました」と振り返った。
この日、100mバタフライでも銀メダルを獲得した相馬は、今大会2個目の銀メダル。「リレーでは入江さんがラストレースということで銀メダルを取ることができて嬉しいです」と喜んだ。
最年長の入江は5大会連続出場。今大会はここまで100m背泳ぎ(銀)、50m背泳ぎ(銅)、男子4×100mリレー(銅)と、計3つのメダルを獲得していて、これで4個目。アジア大会では自身通算18個目のメダルとなった。
【結果】
中国 3分37秒73 アジア記録
日本 3分44秒64
韓国 3分46秒78