相次ぐマイナポイントの詐欺メール、実はツッコミどころ満載!?
上村彩子キャスター:
マイナカードの取得者に対して、最大2万円分のポイントが付与されるマイナポイントですが、下記に当てはまる人はまだ申請が間に合います。(9月27日時点)

まず、2023年2月末までにマイナカードを申請している必要があります。そのうえで、すでに取得済みの方、そして9月末までに受け取りに行ける方が対象。つまり、手元にマイナカードがある必要があります。
しかし3月以降に申請をしたり、9月末までに受け取れず、10月以降に受け取りという方には、今回はポイントは付与されません。

このマイナポイントを巡っては今、詐欺メールが横行しています。総務省が「詐欺にご注意ください!」と注意を呼びかけていますが、偽のメールでポイント申請を促して、クレジットカード番号や個人情報をだまし取ろうとする手口です。
マイナポイント詐欺に関する報告件数は、9月だけでも2657件に上っているということです。では実際に、どういうメールが来るのでしょうか。

9月11日に実際に届いたメールです。マイナポイントのロゴも入っています。違和感を覚えたのが「2,0000ポイント」「2023年09月31日まで」というところですが、違和感に気づきますか?
井上貴博キャスター:
ああ、存在しない日になっているということですね?
ホラン千秋キャスター:
それもそうだし、コンマの位置が…。

上村キャスター:
「09月31日まで」という存在しない日付になっている。さらにはコンマの位置が、千の位のところにあるべきなのが、一つずれてしまっていますね(正しい表記は「20,000ポイント」)。

そしてもう一つ、「マイナポイントの申し込み方法です?」という文字のところ。最後に不思議な「?」(クエスチョンマーク)が、不自然なところについている。
さらに、送り主にも不自然な点がありました。

「マイナポイント事務局」とありますが、@(アットマーク)以下のところに「rikunabi」という文字があり、総務省からのはずなのに、なぜリクナビと入っているんだろう?と不思議に思ったそうです。