休業中の猪苗代リゾートスキー場と隣接するホテルを運営している会社が、事業の継続を断念して、事業を譲渡する見通しになりました。
福島県猪苗代町の磐梯山麓にある猪苗代リゾートスキー場と、隣接するグランドサンピア猪苗代リゾートホテルは、新型コロナの影響などから3年前から休業していました。
民間の信用調査会社東京商工リサーチによりますと、スキー場とホテルを運営する猪苗代リゾートは債務整理に入り、12日、事業の継続を断念して、東京地裁に破産を申請しました。負債は総額でおよそ2億円とみられています。
現在、事業の譲渡に向けて交渉が行われていて近く引き受け先が決まる見通しとみられ、29日に猪苗代町で債権者集会が開かれます。