9回のマウンドに渡辺投手
渡辺投手の代名詞と言えば、パームボールです。三振の山を築く最大の武器だけに覚えたきっかけなど、こちらもファンの関心が高かったようです。

渡辺投手:
「元々フォークボールを投げられなくて何か落ちる球が欲しいなと思って、中学生の頃にボーイズリーグの同じチームメイトがパームボールを投げていて、どんな変化するのかなって見ていたら、めちゃめちゃ良い球を投げていたので、教えてもらいそこから投げられるようになりました」

得意のパームボールをはじめ、多彩な変化球を駆使し無失点投球を重ね、首脳陣からの信頼を勝ち取ると、7月25日には体調不良の松井裕樹投手に代わり、楽天2点リードの状況で、最終回のマウンドへ。
守屋アナ:
「9回のマウンドに上がったわけですけど、どうでしたか?いつもと緊張感が違ったりとかそういうのありました?」
渡辺投手:
「そうですね、本当に緊張感もとても違いましたし、やっと一試合終わったな、という気持ちは本当に感じました」
見事無失点に抑え初セーブを記録。しかし、最終回を投げることの難しさを実感したそうです。