ほぼ全財産をつぎ込んで獲得した配給権。ただ、吹き替えのキャスティングなど、費用は他にもかかります。そこで、クラウドファンディングを実施すると、集まった金額は900万円以上に。応援の輪が広がりました。

声優はボーイズグループ“INI”のメンバー・髙塚大夢さんに決まるなどし、日本語吹き替え版が完成しました。
映画を観た人(20代)
「ちょっとしたところでもクスッと笑える。今大変な人たちの支援に少しでもつながれば。周りの人たちにもすすめたい」
粉川さんを突き動かしたもの。

粉川なつみさん
「今まで人ごとだったニュースが、自分の中でこれは人ごとではないと思うようになって。戦争がなんで起こってしまったのか、すごく難しい問題だと思うんですけれど、ウクライナを知るきっかけにこの作品になったら、私としてはこのプロジェクトを通してやった意味があると思っている」
上映で得た利益の一部は、ウクライナに寄付されるということです。