若い世代を中心に美容医療ブームが起こる中、医師としての2年間の初期研修を終えたあとに美容医療の道へ進む「直美」(ちょくび)の医師が急増しています。その一方で、保険医療では、医師が流出し人手不足が深刻化。いま病院で何が起こっているのか、その実態に迫りました。
「美容外科医以外は考えたことがない」直美の医師

大阪市内の美容クリニックで院長を務める木家佑理子さん(33)。いわゆる、「直美」の医師です。
(RIVER CLINIC大阪院 木家佑理子院長)「患者様に喜んでいただくというのが一番のやりがい。中学生ぐらいからファッションとかメイクとかに目覚めて。美容外科医以外は正直、本当に考えたことがないぐらいです」
直美とは、2年間の初期研修を終えたあと一般的な内科や外科などを経由せずに、美容医療の道に飛び込む医師を指します。














