国連人権理事会に出席するためスイス・ジュネーブを訪問していた沖縄県の玉城知事は、全日程を終えて23日午後、沖縄に戻る予定です。

今月17日から7日間の日程でジュネーブを訪問していた玉城知事は、現地時間の21日、人権や安全保障について調査する国連人権理事会の専門家リビングストーン・サワンヤナ氏と面談しました。

この中で、玉城知事は、日本ではアメリカ軍に国内法が適用されず不平等な関係にあり、基地から派生する問題が人権や自治を侵害しているなどと述べ、沖縄の現状を訴えました。

サワンヤナ氏からは「人権理事会本会議での知事の発言に共感した。今後連携していこう」とコメントがあったということです。

このほか今回のスイス訪問では、国連軍縮部ジュネーブ事務所長のキャロライン・メラニーレジンバル氏らと面談しました。

一連の日程を終えた玉城知事は、23日午後、沖縄に戻る予定です。