新横浜公園の中にある日産スタジアム

 ランニングコストがかかり、黒字運営が難しいとされるスタジアム。
 札幌ドームは、市が大株主の会社「札幌ドーム」が運営していますが、そもそもは市が所有する”公”の施設。
 5月には、市民からのリクエストに応え、スケートボードエリアを整備し無料で開放しています。
 先月には下水道に関するイベントの誘致に成功。
 広い敷地を使えること以上に、主催者は思わぬ「副産物」があったと感じていました。

日本下水道協会 武田裕一展示会企画室長
「屋外では北海道に根ざした食の文化の提供とかをしてもらっているし、市民に向けてたくさんのアトラクションを企画してもらい、一般向けの色合いが強くなった」

 単なるビジネスイベントで終わらなかったこの催しは、市民と歩む”公”の施設としての1つのあり方が垣間見えたようでした。